情緒不安定はうつ病が原因

うつ病の症状として挙げられるもの

うつ病と言うと、落ち込み方が酷く、暗くなって引きこもるといった心の不調という印象があるでしょう。心の不調として、このほかにも、うつ病には様々な症状が現れます。例えば、うつ病になると、無表情で笑ったり家族と会話したりしなくなり、周囲の人が心配して話しかけても全く反応しないことがあります。また、何に対しても興味が湧かず、何をしても楽しくないという状態に陥ることも少なくありません。こうした症状につき、本人は無自覚であり、治癒後に他人から指摘されても記憶にないというケースも報告されています。

また、体の不調としては、食欲不振になったり、逆に過食になったりすることもあり、食生活が乱れることも特徴と言えるでしょう。睡眠障害や疲労感も顕著で、ちょっとした作業でも疲れやすく、疲労が蓄積しているのに眠れないといった症状も見られます。

うつ病により情緒不安定になることもある

うつ病が悪化すると、不安障害も併発し、ちょっとしたことにも怯えるようになります。何か1つ心配ごとがあると、そのことから離れられず、ずっと気になって仕方がないという状態に陥るのです。例えば、外出した後で玄関の鍵を閉めたか、あるいはストーブの火を消したかという点が心配になり、いても立ってもいられなくなることがあります。不安に押し潰されそうになり、情緒不安定に陥ってしまうのです。大抵は取り越し苦労であり、深刻な事態に移行することはないのですが、本人は1つの心配ごとが消えるとまた別の心配ごとができ、いつもイライラしている状態から逃れられません。

うつ病は、単に元気がなくなるというだけでなく、情緒不安定になって周囲に当たり散らすようなことも起き得ることを知っておきましょう。